旧小田切家住宅 7月15日OPEN
明治から昭和初期にかけて製糸の町として栄えた信州須坂。土蔵造りの町並みが往時の繁栄ぶりを今に伝えています。
旧小田切家住宅は、須坂市から高山村に通りの途中「春木町南」の交差点に位置します。白漆喰仕上げの土壁とぼたもち積みの石積みが特徴的な4棟の土蔵が印象的な建物です。 長屋門と石橋が共に現存する建物は須坂市内では唯一。   
昭和の後半から空き家となっていた旧小田切家住宅を須坂市が買い取り、新たに文化施設として生まれ変わりました。ゆっくりくつろげる喫茶もあります。
     長野県ゆかりの工芸作家-③

 小出文生・北原昭一 二人展 展

会期:2017年9月8日(金)~10月31日(日)

会場:3号土蔵
 旧小田切家住宅は、明治時代に建築された豪商の邸宅です。かつて、小田切家の人びとは、麹、酒造、油、蚕糸、呉服商などを営みながら、この邸宅で暮らしていました。ここには、暮らしていた気配が未だのこっています。
当館では、日本伝統工芸展などに挑み続ける「長野県ゆかりの工芸作家」をシリーズで取り上げていきます。伝統工芸は日本固有の生活文化に根ざした用の美と高い芸術とも言えるでしょう。人々が実際に暮らしていた邸宅の土蔵で、工芸を楽しんでいただければ幸いです。

 利用案内

所在地 〒382-0074 長野県須坂市大字須坂423番地1
TEL・FAX TEL/026-246-2220 FAX/026-246-2229
入館料 300円
※中学生以下、須坂市内にお住まいの70歳以上の方は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、
 付き添いの方1名は無料
開館時間 3月~12月9:00~17:00 1月~2月9:30~16:30
※入館・喫茶は閉館の30分前まで
休館日 木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)

 施設案内

石橋と長屋門

石橋のある豪壮な門構えは武家の住宅を想像させる佇まいで当時の繁栄を伝えます。
長屋門と石橋が共に現存する建物は須坂市内唯一。

石橋と長屋門
石橋と長屋門

車寄せ

かつては人力車が納められ、西側は車夫の詰め所となっていました。

車寄せ

水車小屋

明治7年に水車の動力を利用した器械製糸を試みた場所とみられ、須坂における器械製糸発祥の地といえます

水車小屋
水車小屋

主家

千鳥破風、懸魚などの妻飾りを設け、妻壁には縁起の良い小槌と俵ネズミが鏝絵で描かれています。全体的には素朴で近世的な造りですが、座敷や奥座敷は風雅な近代的な造りをしています。

主家
主家
主家

桃の瓦

桃は不老長寿、魔除け、厄除けの果物と云われ、瓦に込めた当時の人々の願いが伝わってきます。

土蔵

白漆喰仕上げの土壁とぼたもち積みの石積みが特徴的な4棟の土蔵。
3号土蔵前の通路には、青い陶板が敷きつめられ、白と青のコントラストがモダン。

土蔵
土蔵

 貸しスペース

展示や会議にご使用いただけるスペースがあります。

利用施設 利用料金 面積 収容人数
上店 1階のみ
(キッチン・洋式トイレ付)
1日(9:00~17:00) 
1,000円
35㎡  
1階・2階 1日(9:00~17:00) 
2,000円
59㎡ 10名~20名程度
2階 1時間につき200円 63㎡ 20名程度

※詳しくは、お問い合わせください。

 アクセスマップ

駐車場は市営駐車場、旧越家をご利用いただけます。

臨時休館日のお知らせ

日時:9月29日(金)・30日(土) 終日
広報活動による取材対応のため臨時休館とさせていただきます。

旧小田切家住宅 360 ビュー

イベント情報

文化講縁会 
奇数月25日は旧小田切家住宅の日

小田切家の電話番号は須坂局〝25"版でした。それにちなんで、奇数月25日に〝文化講縁会"を開催いたします。
昔から、この土地で様々な方々と〟ご縁"を結んできた小田切家。そんな場所で、様々なご縁を結んでいただける講縁会。いろいろなジャンルの方々のお話を聞いて、茶の間で(冬はおこたつで)茶飲話をしませんか?

第1回 5月26日(金) 終了 
有限会社 信濃伝統建築研究所 
和田勝 氏

第2回 7月25日(火) 終了
NPO法人 信州伝統的建造物保存技術研究所 
吉澤政巳 氏

第3回 9月25日(月)
栄建具工芸 建具職人(組子細工職人) 
横田栄一 氏

  • 講演:13:30~15:00
  • 茶飲話会:15:00~16:00頃
  • 参加費:1,500円(入館料・お茶お菓子代込)
  • 定員:20名程度(先着順・申込み制)

文化講縁会 
チラシダウンロード

 

小田切家概要

小田切家は大笹街道と谷街道が交差する町の中心地に居を構え、麹(こうじ)、酒造、油、蚕糸、呉服商などを営む豪商として、幕末まで町年寄りや須坂藩の御用達を勤めていました。明治3年(1870)の須坂騒動の際に多くの建物が打ちこわしにあったと伝えられ、現存する建物のほとんどは明治時代に小田切辰之助が再建したものです。
製糸業で栄えた須坂の歴史と、当時の人々の暮らしを現代に伝える重要な遺産として「須坂市指定有形文化財」に指定されています。

小田切 辰之助(1839~1904)

須坂の製糸業の発展に大きく貢献した人物です。蚕種の品質向上のために蚕種組合をつくり、明治6年に養蚕蚕種の指導・取締をする長野県の蚕種大総代になっています。明治8年には日本で最初の製糸結社である「東行社」の創立に加わり、明治17年、「俊明社」も新たに創立しています。また銀行の設立や水道の敷設など町の発展にも寄与し、これらの功績が認められて明治24年に緑綬褒章を受章しています。

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